今年最初のお産のこと

今年最初のお産のこと

なかなか書けなかったんだけど、昨夜スーっと降りてきて。

「みんなのいえつなぐ」の活動で
第1子のKちゃんがまだ赤ちゃんだった頃に出会った親子さん。
妊娠がわかったとき、第2子のお産は中村さんと一緒に
と、出産の依頼を受けました。
赤ちゃんの時からずーっとKちゃんの育ちを見せてもらっているので。
親戚のおばさんのような気持ちで。
そんなご家族の妊娠出産に関わらせてもらえることがとても嬉しかった❤️

産院や自宅での妊婦健診はいつもKちゃんがお手伝いをしてくれて。
腹囲の測定や赤ちゃんの心臓の音を一緒に聞いて。

Kちゃんがお家での出産をイメージできるように貸した

「うちにあかちゃんがうまれるの」の絵本。

その絵本を見て妊婦さんも「お風呂で産みたいなぁ」というイメージが湧いて。
みんなでいつ生まれてくるのかなぁとお産を楽しみに待って❤️

私の予定や家族がKちゃんとやりたかった味噌作りも終わった
絶妙なタイミングで赤ちゃんはやってきてくれました❤️

小さめの赤ちゃんだったので骨盤を通り抜けてくるための
回旋が思うようにできなかったのかな?

なかなか骨盤を通り抜けることができず。
赤ちゃんはゆっくり時間をかけて降りてきました。

なので、陣痛の間隔もなかなか短くならず
骨盤を整える体操をしたり「お風呂に行きたいなぁ」
となってからは、湯船に浸かってリラックスしていると
陣痛の間隔が開いてくる。

そうなると産婦さんは自ら湯船から立ち上がる。

そうしたら陣痛がやってくる。
また湯船に浸かっていると間隔が開く。
そうなると立ち上がる。
陣痛がくる。を繰り返して。
産婦さん自らが赤ちゃんを迎えに行くように動いて
赤ちゃんが来てくれるのを待ちました。

それをKちゃんがそばで見守る。

パパも覗きにきて心配そうに見つめる。
そんなことが繰り返されながら時間が経過して。

産婦さんの頑張りと赤ちゃんの頑張りで

うまく骨盤を通り抜けられた時に
赤ちゃんはするりと生まれてきてくれました。
お風呂場の広さが限られていたので
家族みんながお風呂場の中にはいられなかったけれど

産婦さんとKちゃんとパパもおばあちゃん
みんなで心を寄せてやりきったお産でした❤️

赤ちゃんが生まれて❤️ずーっと妊婦健診を一緒にやってきたKちゃん
愛おしいそうに赤ちゃんを抱っこする表情はキリッとしていて。

家族の生活の場で「うちに赤ちゃんが生まれる」
という経験は、自然と当たり前のように
Kちゃんをお姉ちゃんにするんだね。

赤ちゃんが生まれた時から
きっと生まれる前からもうすでにお姉ちゃんだったのかも。

そんなふうに家族になっていく風景を見せてもらうと
やっぱり自宅出産って素敵だなぁって思います。

昔は生まれることも亡くなることも家族の生活の中にあった。
だからこそ命の力強さも命の尊さも儚さも
当たり前のように体験として刻まれていく。

自宅で家族のみなさんと命を迎えるお手伝いできること
本当に幸せでありがたい❤️ご縁に感謝です。

お産の予約は随時受け付けています。
興味がある方や出産場所についてのご相談も受付中。
まずは電話メールなどでお問い合わせくださいね。

暁~あかつき~助産院  中村暁子

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