お産とコンサート♪の同時進行

9月29日19時~20時半 「月ヲ想フ 野二唄フ」モモ(佐々木朝美)ライブに備えてリハーサル中。

14時52分に産婦さんから電話あり。「10分毎来てるようだけどまだ大丈夫。色々やることあるんで。また強くなったら連絡します。」でサポートMWにも連絡して待機をお願いする。月のカレンダ―で「新月・満潮は19時過ぎ」を再チエック。干潮・満潮の時間はお産の時には欠かせない。

「お産は夕方かな~」と感じつつ「早めにご飯たべとこ!」とリハーサルやら飾りつけ中の方々を気にしつつも先に夕食を食べてしまう。ちょうど食べ終わった17時半頃再度電話あり。「照子さんきてほしい~」サポートMWにも連絡して自宅へ急行。コンサートメンバーにも「お産行ってくるね!」と一言。

この時私の車のすぐ後ろについた車が妙に煽る。誰かと思えばなんと!サポートMWだつた。彼女の自宅は私の自宅より産婦さん宅まで遠いはずなのになぜ私と一緒?であとから彼女に聞いたら「なんだか近くまで行っておいた方がいいと思って自宅を出ていた」と・・・。なんという勘の良さ。アンテナがたっているサポートは本当に有難い。

 18時前に到着したら、バランスボールに乗って「赤ちゃんがゆっくりきてくれて有難い~本当にいい子なの~」と私に抱きついておいおい泣いている。子宮口6cm。

ログハウスの梁にさらしをかけて作った産み綱につかまり、約1時間後の18時52分に超御安産。赤ちゃんの頭がでてお顔が見えたら上の子二人「可愛い~」とニコニコ。

赤ちゃんが上手におっぱい吸っているのを静かに眺めていたら、彼女が「赤ちゃん渡さなくていいの?」???「えっ!自分の子だから自分が好きなように好きなだけ抱っこして好きなだけおっぱいあげていいのよ。〇〇家の子だもの~」に「え~こんなの初めて!こんなにしていいの!こんなお産があったの!」と何度も何度もつぶやく彼女。

22時頃帰宅。コンサートの余韻が残るリビングで寛ぐコンサートメンバー。

赤ちゃんがやってくるタイミングがあまりにも面白くていつも感動してしまう。人間の都合ではなく自然の流れの中を生きているのをしみじみと感じる。

出張さんばステーション日野春・松浦助産院  松浦照子

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