満月111に新しい命の誕生

1月10日予定日に健診。「少しおなか張ってきてるかな?」「お部屋にバリの布飾りたい。」一緒に部屋の壁に布を飾りいい感じ。壁にかかっているウクレレがお産の時に大活躍。

「今日は外に出てないから散歩したいな。」と一緒に外へお散歩。近くの苺農園まで歩く。富士山・八ヶ岳・甲斐駒ヶ岳の雪を被った姿が美しい。途中赤岳神社を拝遥。スタスタと身軽な彼女の足取り。

10日の23時に陣痛開始し、11日4時に自宅へ伺い8時に御安産。

子供たちが寝静まった中で生まれるかな?と思いきや、いつもは寝ている子供たちが6時には起きだした。急に日常と化し、私はウクレレ産婆に変身。

「そのまま弾いててほしい」という彼女の要望にお応えしてサポートの小林MWに全てお任せして私はひたすら子供たちと歌を歌う。「でていこでてこい♪まってるよ♪でるでるでるでる♪もうでるよ♪みんなで待つよ♪楽しみだ♪」などとほとんど口から出まかせでお祭り騒ぎ。

それが功を奏したのか一気に進行。彼女曰く「あの歌がいきみやすかった。いきむのが気持ちよかった」

号泣するとうちゃん。「なんだか涙がとまらないんです。」

今回のお産には大先輩の壬生母乳育児相談室の壬生さんがサポートに入って下さった。

大先輩の存在はそこにいて下さるだけで絶対の安心感。

幸せな空気感流れる産後1日目。彼女のためにお休みとって一緒に過ごす父ちゃんと元気な子供たち。お手伝いに駆けつけて下さった彼女の母を彼女は「かあちゃん」と呼んでいるが若すぎる?(私と同年代)女性。産後ケアの仕事をされている方でてきぱきとあたたかく彼女と赤ちゃんを見守ってくれている。

なんて幸せな産後なんだろう・・・。近所の友人がおかずをいっぱい作って差し入れてくれたそう。

出張さんばステーション日野春・松浦助産院  松浦照子

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