ゆりかご助産院訪問

9月29日~30日、1泊2日で岐阜にあるゆりかご助産院を訪問。

My助産師制度をすすめている団体出産ケア政策会議でご一緒している仲間の助産師さん宅。最近は何かとZOOM会議が多く、わ~久しぶりという感じでもなく不思議な感じ。しかし、やっぱり生(なま)はいい!

岐阜の各務原市にある素敵な木の助産院。光がいっぱい入る心地よい空間。

お風呂も洗面所もトイレも光が入る。トイレはそのままここで陣痛を過ごせる工夫。床暖房もあり。きめ細やかな配慮をあちらこちらに感じる。

診察台も特注。高さや両端の囲いも微妙な高さで一緒に来る赤ちゃんにも配慮。

足台も冷たくない「ひのき」で作られている。

そんな細やかな設計をした助産院の院長である彼女のあたたかな心を感じてこちらまで心が温かくなる。

夕ご飯をスタッフの方と近所に住む助産師2人の方で楽しみ、ウクレレで歌い、心が弾み夜中まで語り明かしていた。

歌詞を写真に写す助産師たち・・・。

そんな中、

「破水しました!」と経産婦さんから電話が入る。

しばらくして「陣痛始まりました!」と連絡があり、お産準備が始まる。

急遽、記録係でご一緒させていただく機会を頂いた。

無事スピード出産されて、私たちはなんやかんや片付けたりしながら、夜明け近くまで語りあう。超眠いけど元気な私たち。

翌日は、卒後1年目で助産院に1年間研修就職し、現在は医療センターで働いている若手助産師さんがお話したいと夜勤明けで助産院に来られ昼頃まで語り合う。※ゆりかご助産院では卒後1年目の助産師が1年間助産院で学ぶことができる研修制度あり。現在3期生が研修中。彼女は1期生。  

そんな太っ腹な助産院の院長は赤塚庸子さん。度量が大きく人を緊張させることなくホッと和やかになれる気さくなお人柄。

その後、せっかくなのでと10月7日夜にお産の振り返りをZOOMで開催。7名の助産師が入り交じり大いに学ばせて頂いた。「助産師っていいな~」お産を一緒にするとぐっと近くなってすぐ同志になってしまう。

また、10月7日は、9月30日にゆりかご助産院を訪ねてきてお話した研修生1期生の方が、早速松浦助産院を訪ねてこられ、妊婦健診を見学し、別のお産の振り返りに参加。

こんな風に交流できるのは嬉しく、楽しく、幸せ。

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院  松浦照子

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