解説追加版 お産コース散策とお話会

12月5日の誕生日に、富士見にお住まいの版画家太田二郎さんナビゲーターのもと、近所の新設「お産コース」3か所散策とお話会

お産コース①鳴石とお地蔵さん

大泉町谷戸の森の中の石。何か異変があると音を鳴らす。石の前で欲しい物を願うと翌朝には必要な物が石の上に乗っており用が済んだら品物を石の上に返しておけば消えたという。ところが、ある時品物を少し壊したまま返して置いたら、石は怒って、その後はいくら頼んでも決して物を貸してくれなくなった。

お産コース②鳥の小池

大泉町谷戸の池。村人の飲料水。ある冬の日、一羽の鳥が池に舞い降り、それを村人が捕らえて殺す。ところが池から白い煙が上がり、人々は不思議な夢を見る。それは「この池はなくなり、新しい井戸を掘っても水は出ない。なお、井戸を掘ればその家は焼失するだろう。」というものだった。よく見れば、その鳥は妊娠していた。その後井戸を掘っても水は出ず、その家は焼け失せたという。

お産コース③姥が懐、赤子坂

昔。信州大河原のある豪族に使われていた姥が、主家の滅亡に際し、託された一人子を連れて落ち延び、この洞窟に身を潜めた。主家の再興の機を窺っていたが、ある秋雨の夜、突然子どもを奪われた姥は、狂気して深沢川に身を投げた。以来秋雨の夜などは赤子の声と姥のすすり泣く声が聴こえたという。洞窟の岩には「宝岩」の名称がある。

途中、サルの群れがいる田んぼがあったりしてビオトープの散歩道はとても気持ちの良い場所。最後に姥が懐の小川のせせらぎをどうぞ。

散策後皆で昼食

全て畑の野菜とご近所の方からの頂きもの。

カリフラワーの甘酢づけ・スークチキンとレタス・人参サラダ・レンコンとひじきの煮物・ほうれん草の白和え・酵母パン・ポトフ・野沢菜漬

お話会では、散策場所の解説とお産に纏わる目に見えないエネルギーの話。

あの世とこの世をつなぐ境目の話。境目にはさまざまなエネルギーが集まる。お産の場も境目。その場に居合わせる産婆という存在の私達。私達はどんな心持でその場に存在したらいいのだろうか。

一見残酷なような3つの場所に纏わるいわれについて、これは人間のエゴがあの世とこの世の通り道を邪魔して通り道が塞がれている。ということ。これを自覚してスムーズに通り道のエネルギーが流れるような生き方をしよう。という先祖からのメッセージ。

解説:太田二郎さん               太田二郎さんの版画工房フェンリル

ハレルヤ ベジケーキ食べ放題の会

「生まれてきてくれてありがとう」に火を灯す。

私たち産婆の心にも火が灯る。

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院  松浦照子

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