「ゆづは」お姉ちゃんのお産物語①

第1子自宅出産の時にお手伝いさせて頂いた、はつきさんから第2子を授かりました。と連絡が入った。第1子は2歳になる女の子ゆづはちゃん。一緒に妊婦健診ごっこするのも楽しいよ。とお話していたら、自宅健診時に用意されていたゆづはちゃんの母子手帳。

医院へ受診時も母子手帳持参でお母さんと一緒に参加。

医院でも気の利いた助産師さんが、ゆづはちゃんの母子手帳に記入してサインまでしてくれた。

母であるはつきさんの母子手帳とゆづはちゃんの母子手帳の記録。

たおファームという農場で鶏を飼っている母のはつきさん、妊娠がわかり引っ越しが決まり、引っ越し荷物がまだ片付かないまま日々を忙しく動き回っていた彼女は健診で自宅に伺うとまず、洗濯物の山を皆でたたみ、お茶をのみ四方山話から始まる。まわりでは子ども達が楽し気に走り回る。

なかなか片付かなかったお家の中もお産前になると整然としてくる。何よりも感動したのは、1人目の出産の時のことを覚えていて、出血予防のための準備がばっちり!

整えられた布団の上にまず横になり、ゆづはちゃんの健診ごっこから始まる。

そして母の健診。今日も順調。健やかなり。

お産前に近所の神社にさんば~ずで安産祈願。

みんなで御神籤を引いて遊んだ。

はたして、お産直前まで動き回って卵の配達をしていたはつき母さんは、お産の前日に、図書館で借りていたゆづはちゃんの本を返し、明日からお産のため暫く休みます。と宣言をしていた。

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院

松浦照子

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