1か月健診に「さんばーず」(3人のチームさんば)で自宅に伺ったら、カレンダーに以下の様な書き込みがあって大笑いした。産んだ彼女が描いたもの。
1か月健診 アンバタ祭り
アンバタとは通称「あんバターパン」コッペパンのような塩パンにあんことバターが挟んであるパンのこと。
彼女のお産の時、早朝にさんば達が到着したら、朝食を一緒に食べよう!とご主人が準備して下さり、その後彼女が「アンバタ食べたい!」と。
1人目のお産の時、メロンパンを食べて産みたかったのに食べないまま産んだので心残りだった。今回は心残りないようにしたい。で、おもむろにご主人があんバターパンを作り出す。
で、アンバタをみんなで頂いた後、陣痛がどんどん強くなる。
昼前だったので、昼食を準備している彼を、彼女が一言「〇〇〇さ~ん」を呼び、台所から飛んできた彼は彼女をがっしり支えて無事ご出産。
胎児名「太郎」くんから「YUTAKA」くんへ
朝ごはんから生まれるまで、4歳になる長女は3回衣装直し。生まれる子のお迎え準備に余念がない。その長女がお産前にお母さんにくっついて眠っている姿と妊婦健診の時に彼女の身体に丁寧に触れるタッキーこと滝澤助産師(出張さんばステーション嬬恋 滝澤助産所)
妊婦健診時のとらうべの使い方
お耳で赤ちゃんの心臓の音を聞くまね これ!お口を当てて赤ちゃんとお話。
長女のお産の時と同じ臍帯箱二つ。熱海の長光寺柿沼和尚作の臍帯箱。
彼女とは長女を出産前からのお付き合い。吉村医院で出会った「助産医」さん。病院勤務時代大変なお産に遭遇して医師をやめようかと思っている時、吉村正医師に出会い救われた人。そして吉村先生から唯一「あんたは助産医だね」と言われた女性。その後もさまざまな体験を積み重ねながらここまでこられたことが本当に嬉しい限り。
産後の彼女の一言。
「大袈裟かもわからないけど、私、生きて帰ってきたんだな。と感じました。」
これからの彼女の活躍が本当に楽しみ。
今回のお産は最強(愛嬌)のさんばトリオ(滝澤・高瀬・松浦)。滝澤助産所スタートのお産だった。おめでとう!が幾重にも重なる。
出張さんばステーション日野春☀松浦助産院 松浦照子