近所のカレー屋さんで待機中に、「強くなってきたみたい」と電話あり、礼拝堂に急行。ちょうどカレーを食べ終わったところだったというタイミングの良さ。
礼拝堂で夫と過ごしていた彼女が、「外に行ってみる」とお庭のハンモックへ移動。
陣痛がきたらかいがいしくハンモックの下から手を当てる夫。夫の静かな的確なサポートが完璧で私達は出る幕なし。
お二人の雰囲気がとても良かったので、私達は日向ぼっこしながら見守るのみ。
そのうち少し歩いてみる。と二人でお庭を歩く。陣痛きたら彼の背中にとまって逃す彼女。いい感じ。そのうちゆっくり戻ってきて、動かなくなった彼女。
礼拝堂で産む予定が、「動けない。ここで産む。」やむにやまれずお庭で産むことに相なり候。礼拝堂から必要物品をさっさと運び出し、夫につかまり無事出産。
ひたすらに静かな時の流れの中に、ただただ鳥のさえずり、風の音、木々の葉擦れの音・・・。サンサンと降り注ぐ太陽のエネルギー。（5月なので心地よい）
美しい胎盤。赤ちゃんを10か月育て上げてくれた胎盤にもみんなで感謝。
ほどなくして3男君が帰宅。
礼拝堂の中に飾られていたお庭のお花。3男君が飾っていた。
左から父・母・長兄・次兄・自分・赤ちゃん。
お兄ちゃん達が帰宅前に、礼拝堂の中へお布団のまま移動。みんなが寄ってたかって嬉しくて嬉しくて赤ちゃんに集中。
礼拝堂の外にある鐘を鳴らし喜びを伝える父子
自然の中で産む。
太陽や森や木々や鳥や風に見守られ中でのお産。
大きな幸せのお裾分けを頂く。
出張さんばステーション日野春☀松浦助産院
松浦照子