新しい命が誕生して30分後の風景
雨の日の朝4時半頃電話で、「夜中0時位から張ってきてて今5分間隔位。」もうしばらく様子みるとのことでサポートMWに準備を依頼してスタンバイ。20分後「う~あ~」「行きます」全員集合。
雨がしとしと降る音とともに、朝方、鳥の声も聞こえてくる。陣痛発作で鳴き、間欠で静かになる鳥の鳴き声。
約2時間経過・・・
自由に声を出し、自由に動き、
最後、自然に四つん這いになった彼女は、大自然の中の大木のようなご主人に抱きつき、上の子は父ちゃんの後ろにくっついた状態で、元気な女の子が誕生。
そして30分後の静かな光景。
父ちゃんと上の子は実母が用意してくれていたおにぎりをパクパク。障子に写る影の前に彼女と赤ちゃんが静かに横たわる。
足元に静かにいたさんばの私達も、この美しさをただただぼ~っと眺めていた。
貴重なお産の場に招待してくれて本当にありがとう!
産後、上の子は「だ~!ッ」と走ってきて赤ちゃんの頭をなでなでしているそうだ。彼の変化も眺めている彼女。彼女の母性の瞳があたたかい。
大安産のお産にただ頭が下がる。合掌
出張さんばステーション日野春☀松浦助産院 松浦照子