オープンシステムでの出産を希望される方へ

Ⅰ.いろいろなお産の方法

新生児のイメージ

  1. 自然分娩:医療的介入の必要なく自然な陣痛でのお産。→助産師のみで可能なお産
  2. 促進・誘発分娩:陣痛が弱い時、お産の進みが遅い時、予定日超過などの時、薬剤や器械を使ってお産を助けます。
  3. 吸引・かん子分娩:出産間近だが赤ちゃんが出にくい時、器具を使って出産を助けます。
  4. 帝王切開:赤ちゃんの大きさや、胎盤の位置などの関係で予定して行う場合とお産の経過中に母子どちらかに異常があり、緊急で行う場合があります。
  5. 無痛分娩:陣痛が始まってから痛みを感じないよう麻酔薬を使いお産を助けます。

Ⅱ.オープンシステムでのお産とは?

妊娠のイメージ医療機関・助産院で場所を借りて、妊娠から産後まで自分専属の助産師に担当してもらいお産ができます。
◎医療機関でのオープンシステム出産は異常時の対応が早くできるというメリットがあります。
◎色々な事情で自宅・助産院でのお産が厳しい方でも、医療機関で自宅や助産院と同じように自分専属の助産師に担当してもらい継続したケアが受けられます。

Ⅲ.医療機関でのオープンシステム出産の流れ

ピンクのお花

  • 初期は医療機関で健診して頂き、予定日確定後、何回か(初期・中期・後期)助産師が同行して医療機関を受診し、異常なければその間、助産師がご自宅で妊婦健診をします。→詳細は各助産院で説明します。
  • お産の時にはご本人と連絡を取り合いながら、助産師2~3人チームで自宅から医療機関に伺いお産をお手伝いします。(36週頃にサポート助産師と顔合わせ)
  • 母児とも異常なければ6時間後位にご自宅に帰れます。その後、5日間程度助産師がご自宅に伺い、お母さんの産褥ケアと赤ちゃんの沐浴ケアを致します。
  • 産後1日目・4か5日目・1か月目にK2シロップ内服、4か5日目には先天性代謝異常検査を行います。
  • 2w健診・1M健診も経過が順調であればご自宅へ伺います。
    ※その他、ご希望あれば遠慮なくご相談下さい。

Ⅳ.助産師のみのお産から医師と協働での出産へ変更基準(助産業務ガイドラインに基づきます。)

妊娠中 早産37週未満・予定日超過・感染症合併・妊娠高血圧症候群等の異常が予測される場合。
出産中 胎位異常・異常出血・羊水混濁・発熱・胎児心拍異常・分娩遷延・破水後24時間経過しても陣痛なし・子宮・胎盤の異常等が予測される場合。
出産後 母体の発熱、出血が止まらないなどの異常が見られる場合、赤ちゃんの呼吸状態や全身状態・黄疸などの異常が見られる場合。

※上記以外にもご本人、ご家族の希望や、助産師や医師の診断のもと転院、搬送することがあります。

Ⅴ.医療との連携について

母子ともに安全なお産を行うために、スムーズな転院・搬送はとても重要なポイントとなります。
連携医療機関は第1次医療機関のため超緊急時は高度医療が対応可能な第3次医療機関へ転院・搬送になる場合もあります。


出張さんばステーションとは」、「自宅出産を希望される方へ」もご覧ください。