アナンくん誕生物語

ぼく、アナン。夏に産まれてこれはお宮参りの時の僕です。

お家で妊婦健診して、お父さんも一緒にお母さんとぐうぐう・・・。僕も最高気持ちよい時。

生まれる前、お産婆さん達が自宅出産の準備をしてくれているところ。徳島から研修生のさやさんも来てた。

お母さんは、お姉ちゃんやお兄ちゃん達のように助産院やお家で産む予定で、準備万端だったんだ。僕はなんだか逆子がぴったりきててみんなで色々「回れ~回れ~」って応援してくれてたんだけどやっぱりこのままが良くて・・・。

母も父も病院で産むのは初めての事だし、思いがけないことで受け入れがたかったと思うんだけど、僕のために全てを受け止めてくれたんだ。これ、病院へ行く直前の父と母の笑顔。全てを受け取る覚悟を決めた後のすがすがしい両親の姿。

翌日に、病院で無事母のお腹から生まれてきた僕。病院の人にもよくしてもらって結構大丈夫だった母。だけど僕と離れたり自由にならないこともあって悲しくなったりしたこともあった母。その悲しさは僕への母の強い強い愛情のため。そんな母の心を僕は感じていた。

無事お家に帰ってきてすやすや~。やっぽりお家はいい。

お家でお父さんにお風呂入れてもらつてるところ。気持ちいい~。

おばあちゃんにも初めてお風呂いれてもらったんだ。おばあちゃんもお風呂入れるの初めてだったみたい。お母さんのお友達も遊びに来てくれた。

お産婆さん達もみんなできてくれて何だかこみ上げてきてしまった母。

僕も嬉しかった!

お姉ちゃん、兄ちゃん達は僕のことが大好きみたいでお家にいる時にはくっついてくんくん匂いを嗅いだりして大変。早くお姉ちゃんや兄ちゃん達と遊びたいな~。


と幸せな日々もつかの間、退院して1週間位から、なんだかお腹の調子が悪くなって、身体が思うようにならなくて、1週間位入院したんだ。

母を随分悲しませてしまった。僕にも母にも新しい体験。僕はどうも今までのお姉ちゃんやお兄ちゃんと違うみたい。

産まれて1ヶ月くらいの僕。元気でしょ!ぷくぷくだよ~。

この日はさんばチームで一品持ち寄りパーティー。

お母さんから産婆さん達にアイシングクッキーのプレゼント。

お茶を入れてくれてるお父さん。お父さんだけどお母さんみたいだよ。ご飯も作ってくれる。お母さんを本当に助けてた。

お母さんとも色んな話するよ。

照子さんにも色んな話したよ。

さんばチームの洋子さんや習子さんも一緒にパチリ。

こんな楽しいアホなこともできるさんばチームでよかった。なんせ母に頼んで僕が選んだんだもの。

最後はぎゅーっとハグ。僕はサンドイッチ。

お騒がせしましたが、というわけで僕は元気です。

僕が生まれた日の夕方のダブルレインボー。

産婆さん達にはアナン尊者と呼ばれている。
お釈迦様の一番近くにいた弟子のアーナンダ尊者にちなんで。

ご~ん ご~ん ご~ん もうすぐ年明け
新しい年の始まり
合掌

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院
松浦照子

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