お産、楽しかった♪

1月末

こだま助産院2号さんが大安産でご出産されました。

彼女に初めてお会いしたのは2024年10月上旬。

前回は自宅出産でした。

今回は様々な理由からオープンシステムでの出産をすることになりました。

彼女の願いは3つ。

✳︎薄暗い中でお産がしたい

✳︎臍の緒は拍動が止まってから切ってほしい

✳︎沐浴は数日たってから入れたい

これを叶えるために、助産師による継続ケアとオープンシステム出産をご希望されました。

健診はオープンシステムを受け入れてくださった韮崎おはな産婦人科さんでポイント健診。私も毎回同行し、待ち時間にこの期間の出来事や体調などをお聞きしました。

ポイント健診以外は彼女のご自宅で妊婦健診。サポート助産師のしほさん(めでたや助産院)と瞳さんとも2回ほど健診に同行していただきました。

彼女の実母さんが、いつもいつも美味しいお茶菓子を準備してくださり、健診後は和やかにティータイム🫖

多くは語らないけれど、32週の健診で

これがありのままの彼女なんだなぁ〜

特別なこだわりはなく、ただただベイビーちゃん(胎児ネームでした♡)を感じ、穏やかに日常を過ごされている。

実母さんの心強いサポートもあり、産後の不安もなく、本当に穏やかに時を重ねている。そういう方だと気付いてからは私自身が安心してお産のその日まで一緒に過ごすことができました。

「昼間、お兄ちゃんが保育園に行ってる時にお産になったらありがたいなぁ〜」

一度だけポロっと呟くようにおっしゃいました。

予定日を1日過ぎた朝、「少し出血して、陣痛も10〜15分くらいできているかも。まだ病院は行かなくていいかなぁ。また連絡します。」

『病院はまだ行かない』そう彼女の中で決まっていて私はそれに従うまで。経産婦さんで、しかも前回のお産も超スムーズに、3時間ほどでご安産されていました。普通は彼女は病院に来なくても助産師は先に病院に行って準備をし、完璧な状態で待つ、と思います。それでも私は用事を済ませちゃおう〜と、不安もなく彼女の連絡を待つことにしていました。

今思うと、自分のこの行動がとても不思議です。でもあの時は、『大丈夫。彼女がそう言っているからお産前にやれることやっとこ〜♪』くらいの感覚でした。

継続して関わっていると、どこか彼女とリンクする感じなのでしょうか。。。   本当に不思議‼︎

私が用事を済ませてホッとしていたところ、再度彼女から電話。

「陣痛が5分おきになったのでこれから病院に行きます。」との連絡でした。

焦る様子もない彼女の声。でもすこーし息遣いが荒いかな⁇と、感じました。

私は「は〜い♪私もすぐ病院に向かいますね〜」と伝えて電話をきり、きたきた♪やっぱりこのタイミングだよね〜とルンルンな気持ちでした。すぐにサポート助産師さんお2人に連絡して病院に向かいました。

先に私とサポート助産師の瞳さんで病院に到着してお産の準備をしました。瞳さんは、おはな産婦人科でのお産は初めてだったので事前にシミュレーションし、物品の位置や準備するもののリストを作成していたので、サラサラ〜っと準備完了‼︎

するとしばらくして、同じくサポート助産師のしほさんも到着!

しほさんは、「まだ着いてないんだね⁉︎車で産まれていないかな⁇大丈夫かなぁ」と。私は大丈夫でしょぉ〜と、内心思いながら「まだですね。もうすぐ着くかなぁ〜」と、答えたような気がします。

ほどなく、彼女が到着。お腹を支えながら前屈みで歩く姿に「うん!良い感じ!すぐお産になりそう!」と、直感。みんなで彼女を支えながらお産のお部屋に移動し、すぐに着替えて血圧測定、モニター装着。

呼吸も荒くなり、いきみ感もありました。

送ってきてくれた実母さんにお産に立ち会ってほしいとおっしゃり、急遽立ち会ってもらいました。

産む姿勢についていくつか紹介していましたが、彼女はビーズクッションに背中をもたれる姿勢(半座位、ファーラー位)これが良いと、即決。どしっと構えて陣痛の波を一回一回乗り越える彼女でした。

実母さん汗を吹いたり飲み物勧めてくださったりと大活躍‼︎彼女も安心されていました。

ゆっくりゆっくり、確実に降りてくるベイビーちゃん。

そして、病院に着いて1時間ほどでお生まれになりました。

ベイビーちゃんを彼女のお胸にお届けする瞬間。

彼女が両手を大きく広げ、大きく眼を見開き、明るく満面の眩しい笑顔で待っていました。それはこれまで見たことのない、なんとも美しく、女神のようなお顔でした。実際は、ほんの数秒間のことでしょうけど、私にとってはあの瞬間はスローモーションのようにゆっくりな時間が流れていました。

今思い出すと涙が溢れてきます。

私はこのお顔を魅させていただける、この瞬間がたまらなく幸せなのです。

ありがとう。この瞬間をいただき本当にありがとうございます。

命が産まれるこの瞬間はとても不思議な空間です。暖かく優しい何かに包まれ、守られているような不思議な感覚です。

薄暗く、静かな空間の中で、暖かい時間が流れていました。

産後は入院して少しゆっくりしたい、というご希望で5日間入院。私も毎日病院に母子ケアに通いました。

ただひたすら、おっぱいを与えて、オムツを変えて一緒に眠る。

穏やかな笑顔が忘れられません。妊娠中とはまた違う笑顔でした。なんと表現して良いかわからないけれど、、とっても素敵な笑顔でした。この違いをわかるのは継続ケアだからこそかもなぁ〜

産後は、ベイビーちゃんの黄疸がすこ〜し高めで何度か検査しましたが治療は必要なく順調に経過されました。

母乳メインで、でも彼女の判断で時々ミルクも足しながらやっていきました。

1ヶ月健診はご自宅で。

サポート助産師も全員揃って行いました。

最高の笑顔の彼女。

お産を「楽しかった!」と、振り返っていました。

お産後の彼女の表情は、本当に穏やかで幸せオーラ満開‼︎

初めてチームを組んだ産婆チームでしたが、お2人のサポートがあったからこそ、彼女が希望するお産ができたと思います。

私の足りない部分を、お二人に沢山補っていただきました。

そして、韮崎おはな産婦人科の皆様のご理解とサポートがあるからこそ。

嘱託医のありがたさ。身に沁みます。

素敵で素晴らしいお産。

楽しかったお産。

この経験をくださり、ありがとうございました!

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