山梨県助産師会 助産所部会で開かれたNCPR(新生児蘇生法)のSコース講習会
山梨県立中央病院 内科系第二診療統括部長 内藤 敦Dr.が助産院に出張で来て下さり開催。
県内の分娩開業助産師+サポート助産師10名が参加。
助産院や自宅でのお産の時のように布団の上で産まれた場合でのシュミレーション。搬送のタイミング、助産院での使用機材の確認等々。
実践的な質問も飛び交い13時~17時半(本当は13時半~16時半)までみっちりの熱い講習会となった。
自宅出産時の道具一式。助産院での出産で使う道具類は全て持参。なので自宅で産むのも助産院で産むのも道具的には何も変わらず一緒。
酸素ボンベ・アンビューバック・吸引・酸素濃度計測モニター・胎児心音持続聴取モニター・血糖測定器・点滴2L分・緊急薬剤・血圧計・体温計・聴診器など。
お産前、臨月に入ると3人のチーム(さんば~ず)で道具類の確認。そしてNCPR+出血対応のシュミレーション。自宅での場所確認(電気・時計・冷蔵庫・洗い場・冷暖房・点滴吊りなど)
準備が完了したら、美しき布で覆いご家族に物々しさは微塵も感じさせない様、細心の注意を払いたいものだ。
多くの人々に支えられながら助けられながらのお産サポート。
決して一人ではできない仕事。
1回1回が初めてのシュミレーション。
何回やっても初めて。
用意周到準備してひたすらに
静かに待つお産。
出張さんばステーション日野春☀松浦助産院 松浦照子