産婆のための異界ツアー

12月5日、富士見町在住の版画家太田二郎さんによる

「産婆のための異界ツアー」~栗林のボブ(婆生)を探せ~を開催。

江戸時代前期に残るボブさんのお話から始まる。最初に近所の建岡神社参拝。偶然にも宮司さんに出会う。

参道の階段にある三ツ星大神。教えてもらわなければ見過ごしそうな足元にあった。

お次は大きな丸い石・安産石か?

注連縄が外れていたのでみんなで掛け直す。

なんだか赤ちゃんの頭に見えてくる。

帰り際に振り返って見た安産石、なんだか誇らしそうに見えた。

お次はシャブキ神を訪れ、近くの観音寺に参る。鬼の手形が残る石。

大きな鬼の手形が石の上に残っている。

本日の散策コース 近所には姥神地区があり、姥ヶ懐など面白い地名が散在する。

最後は、大炊ヶ池。池の真ん中にある祠。今も渾々と水が湧き出ている。

銀杏の落ち葉が降り積もり気持ちよくて寝てしまった。唖然とするナビ役の太田二郎氏。

寝て起きたら突然始まった落ち葉の掛け合い。

更に唖然と眺める太田二郎氏。

帰路にはこんな木の葉妖怪も出現。

滝澤助産所の滝澤恵美産婆ことタッキーだよ!

お家に帰ってみんなで持ち寄り昼食と太田二郎氏の解説を聴く。解説の後は、お誕生日ありがとう!豆腐ケーキの御振る舞い。

本日はナビ役の太田二郎氏とケーキカット♡産婆への願いと共に♡

左端が豆腐ケーキの制作者ひなちゃん。高校生なり!

ケーキの上に乗っていたチョコレート。上から順に伊藤こず恵・松浦照子・児玉なな絵さんば~ず。

ゆるま~む助産院 伊藤こず恵さん

こだま助産院 児玉なな絵さん

赤ちゃんが産まれてくる場は生(この世)と死(あの世)の境目。異界との境界に私達は立つことになる。

死者が三途の川を渡ってあの世にいくためには奪衣婆(ダツエバ)という鬼婆によって生前身につけていた服を剥ぎ取られるという。この奪衣婆は別名姥神とも言う。

あの世からこの世に産まれくる赤ちゃんを迎える役割を持つ私達。

「この世での姥神の役割を産婆がする」と太田二郎氏が静かに力強く語ってくれた。

となると助産師ではなく産婆の方がしっくりくるのは私だけだろうか・・・。

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院

松浦照子

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