11月18日~20日 さんばリトリート at 伊計島 一燈(いちあかり)
沖縄に遊びに行くのに合わせて沖縄の友人達が企画してくれたリトリート。企画してくれたのはヤソウカフェの女将が立ち上げた会社camun。
3人を帝王切開(お腹からのお産)で出産した母ちゃん。彼女の創る料理は素朴であたたかくシンプルで美味しい!調味料は全て手作り・発酵食品・ハム・ベーコン・ソーセージ・パン・コーヒー焙煎などなど火使い職人であるご主人も食材も絶品。
自分がお産で大変な思いをしたから、「産む女性達・子育て中の女性達」のサポートをしたい!と立ち上げた会社のオープニング企画のリトリート。総勢8名。
リトリートの最初は何だか海に入りたくなり、海でクレンジング。夜はトーキングサークル(静かに耳を傾ける輪)で始まる。このリトリートでは特にスケジュールは決めず、参加者の様子を感じながら起きてくることの中で色々が動いていく予定のない2泊3日。
歩いてすぐのところにある無人ビーチ。
海はあたたかく柔らかい。しばしプカプカ浮いて空を眺める。
砂粒をよくみると色んな色や形が見えてきて新鮮!
朝日が寝室から入り込む。この島には拝所が多く島の方々に守られている場所なので、よそ者の私たちが島に入るときに「お邪魔します。2泊3日お世話になります。」大きな声で伝えることが大切らしい。
朝食 自分で鰹節を削る。
鰹節・アーサー・ぬか漬け・塩昆布・手作りなめたけの入ったお茶漬けの朝ごはん
この日は、沖縄やんばる在住の予約のとれない美容師公子さんに希望者はカットを依頼。公子さんは髪の毛を触るとさまざまな情報がわかるとのことで髪の毛情報を通訳してもらう。先祖のことから今のことこれからの方向性も視野に入れたカット。さりげなくカウンセリングしてもらっている感じ。
髪に触れられたら何だか涙が溢れてきた・・・。
そして、10年来の長い髪をバッサリ!!スッキリ爽やか軽い~!!色々お話しながら自然に決まっていく髪型。この髪型自然にこうなるので何もしなくてOKで楽ちん。髪の向かう方向に添っているらしい。
夜はそれぞれの公子さんカットのシエア。これがまた深い話になって夜中まで続いた。
その日の昼食は沖縄そばとジューシーごはん
夕食後は、お産の話を聴きたいとの要望に応えて今までかかわってきた方々のお産のシエアをすることに決まった。こんな風に細かいプログラムはなくても自然な流れで動いていくのが面白い。
まずは、お産話の前に・・・
手作り線香花火にみんなで火をつけて、花火を静かに眺める時間。線香花火にまつわるお産の話をきっかけに私が今までかかわってきた方々のお産のお話のシエア。
みんなの中からもそれぞれのお産の体験を語り始めたさんばの時間。さんばであると同時に一人の女性の経験としての話。
そんな豊かなゆるやかな時間を過ごしながらリトリート終了。
さんばにはこんな風にゆったりぷかぷか海に浮かぶ時間がとても大切。
赤ちゃんも羊水の中にぷかぷか浮かんでいる。
出張さんばステーション日野春☀松浦助産院 松浦照子