昨年、岐阜の「ゆりかご助産院」の見学をさせていただいた時に、院長の赤塚さんにご紹介いただいたこの小説。
『むすび橋 結実の産婆みならい帖』
幕末の江戸を舞台に、
結実が産婆として成長していく物語です。
カフェでふと読みはじめたら涙が止まらなくなってしまって困りました…。
産婆になる決意。
お産の厳しい現実。
突然やってくるひとり立ち。
後ろを向いても誰もいない…。
自分でこのお産を引き受けるしかない。
そんな場面場面で、気持ちがわかり過ぎて泣けてくる。
そしてまた、気持ちが引き締まる。
あぁ、厳しい世界だな。
それでもまたお産に携わりたい。
そんな風に感じる。
どんな年齢・状況の助産師さんにもおススメです。
現在全4巻。
もちろんフジサンバにありますのでお貸しします。
赤塚さんは、いつかこのお話しを朝ドラにしたいとおっしゃっていました。
叶うといいな。
出張さんばステーション富士北麓 助産院フジサンバ
渡邊 美幸