唯一の臍帯箱

お産後臍の緒を納める臍帯箱。

開けてみると、フタの裏側がポケットになっていてお地蔵さまが、産まれ来る赤ちゃんを護って下さっています。小さなお札も入っています。

熱海の長光寺住職・柿沼忍昭和尚に安産祈願とともに一人一人依頼し、手書きで製作して頂いています。

お会いして、もうかれこれ10年位になります。最初は精進料理の食べ方を教えて頂く「食禅」で出会い、お地蔵様を描く個展で出会い、苦難の時には絶妙のタイミングでお地蔵様を派遣して助けて下さいます。男としても超カッコいい本物のお坊様です。困った時には長光寺へ行こう!

毎回封筒に楽しい工夫を凝らして送って下さる。封筒に封をしてあるガムテープに阿弥陀くじ、御札、団扇・・・。クスッと思わず笑みがこぼれる。団扇の中のお地蔵さんが見えます?

先月末に誕生した赤ちゃんの1か月健診で美しい臍の緒を見せて頂き感激しました。

ご家族とさんばチームでお産前に、で安産を祈り手首や足首に巻いた虹の糸で臍の緒を結んでいます。虹の糸の残りは畑に埋めたそうです。

この赤ちゃん(夏産まれのなっちゃん)の臍の緒です。右側写真は長女の子が見せてくれた「はね」あまりにかわいいので借りてつけてみました。大うけ!!(笑)

みなさんも一人一人に臍の緒にまつわるいろんなお話がありそうです。いつか柿沼和尚をお呼びして「臍の緒の会」と題して「命の理(いのちのことわり)」のお話し会を開きたいと思っています。乞うご期待下さい。

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院  松浦照子

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