私ごとですが、7月に誕生日を迎えました^^
「お誕生日おめでとう!」と、
毎年毎年、年を重ねる度にいろんな方から声をかけてもらえる。
幾つになっても嬉しいものですね。
誕生日を祝うということは、生まれた日を祝うということ
生まれた日を祝うということは、生まれたことを祝うということ
なんて温かい習慣なんやろうと思い、
いつから始まったものかが気になり、調べてみました。
調べていくと、おもしろいことがわかりました。
実は、日本では誕生日をお祝いする習慣はありませんでした。
なぜなら、以前は年齢を数え年で数えていたので、
新年を迎えるごとに全員が一斉に1つ歳をとるという数え方をしていました。
例えば、12月に生まれた子はその翌月には2歳になるという感じです。今でいう12月生まれの生後1ヶ月の子は、翌月1月には2歳という数え方ということです。
とても 不思議な感じですね。
そして、明治時代に入ってから満年齢が導入され、昭和25年(1950年)1月1日に「年齢のとなえ方に関する法律」(昭和24年5月24日法律第96号)が施行されてから、
徐々に現在のようにそれぞれの誕生日で年齢を重ねていく方式へと変更されていったようです。
つまり、個人の誕生日を今のような形でお祝いするようになったのは、昭和25年以降ということになります。
思ったよりも歴史が浅くてびっくりしました。
時間の概念が移り変わるとともに、誕生日というものが定着されていったのですね。
おもしろい。
そう考えると、また違ったことに興味が出てきました。そのお話はまた今度^^
とも助産院
平野 朋美