遠隔電話お産サポート

こんなサポートもあるんだ~!と最近あったお産サポートの話。

10月頃に一度、妊婦健診のように診てほしいとのことでご夫婦で助産院に来られた女性がいた。

最初に彼女に出会ったのは電話で産み場所相談。それからある助産院での出産が決まったけど、なんだかしっくりこないと再度の相談とともに今回の来院。

ソネングラスを購入されてその中に色々なお守りを入れてお産に臨んだそうな。

初めてのお産で、予定日超過となり、医療機関でのお産。コロナ禍で夫立ち合いなく、外で祈るように待っておられたそう。

促進剤の飲み薬を飲みながら緩やかな陣痛が来ている時(3~4cm)、23時頃に電話があり、「陣痛きてるようだけど、痛いし・・・どうしていいのかわからない。痛いの嫌だ。点滴が痛いのが怖い。大丈夫かな?点滴は嫌だ。」と呼吸が早くなっている彼女。

彼女の呼吸を感じながら、一緒に30分位過ごした。一緒に呼吸をし、一緒に力を抜いた。一緒に陣痛の波を感じ波に乗る。意識を内側に向ける。痛みを感じている感覚をもっと繊細に感じる。

早かった彼女の呼吸がだんだんゆっくりになり、間欠時に「ねむくなってきた」と言い出した。い~感じ。これなら大丈夫と電話を切った。

翌日10時過ぎに全開し、「13時30分に生まれました!」とご主人から連絡あり。

この素晴らしく美しい笑顔。

良かった!本当に良かった!

私もとってもとっても嬉しくて、幸せのお裾分けを頂いた。

根気強く粘り強く陣痛とともに赤ちゃんとともに頑張った彼女と赤ちゃんとご主人に乾杯。

そして、ここまで待って待って待つてくれた医療機関のスタッフにも頭が下がった。

医療機関だからできることがある。

新しい命の誕生!おめでとう!

出張さんばステーション日野春☀松浦助産院 松浦照子

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